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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at
 

2013年04月24日

ジョイント・ベンチャーとリレーショナル・キャピタル

先月、ジェイ・エイブラハムという世界No1マーケッターが来日して3日間のセミナーを行いました。

そのテーマはリレーショナル・キャピタルというものでした。

これは、直訳すると関係性の資本とでもいうものですが、要は他人の資本(設備、人材、販売網、店舗、顧客名簿等)を活用させてもらってお金をかけずに売り上げを大幅に伸ばす、というものです。

例として、中国でバイクを売っていた青年が、東南アジアに販路を拡大しようと考えていましたが、お金がない状態でした。

そこで、ジェイに相談すると、ジェイは、製造設備が過剰で遊んでいる工場を見つけろ、と言いました。

その青年はインドネシアの芝刈り機メーカーが、季節商品なので、繁忙期以外は設備があまり稼働していないことを知りました。そして、そこに行ってバイクの作り方を教えました。そして、その芝刈り機の工場でバイクを製造し、芝刈り機の営業網を使ってバイクを販売し、売上規模が中国だけの場合の8倍位になったそうです。

つまり、リレーショナルキャピタルとは、他人の活用されていない資産を無料又は安価、あるいは成功報酬制で使わせてもらい、ビジネスを伸ばすというコンセプトです。

これは、会社員であれば、すぐにいくつも見つけられるのではないでしょうか?自社の販売網に●●を乗せてみたら売れるんじゃないか?自社の●●の工場は夏は非常に忙しいけど、冬は製造設備が一部操業停止している、というのであれば、余裕のある時期に別の会社に設備を貸してみる、等で新たな収益を得ることが可能になります。

こちらにもリレーショナル・キャピタルについての記事があります。

リレーショナル・キャピタルと知的財産  


Posted by sandhillr at 12:52Comments(0)
 

2012年07月03日

ジョイント・ベンチャーの具体例

ジョイント・ベンチャーは、簡単に言えば、他人の資源を利用する、ということです。

例えば、美容室に空きスペースがあり、集客に悩みがあったとすると、その空きスペースでネイルのサービスを提案することができます。

それにより、美容室の集客も伸び、空きスペースも有効に活用でき、ネイルサロンも新たな集客と無料で店を出せるスペースを確保できます。

このようにハード面でのジョイントベンチャーもありますが、単に顧客名簿を借りる、というだけのジョイントベンチャーもあります。

つまり、他人のメールマガジンに自社の商品、サービスを紹介してもらう代わりに、売上の一定割合の報酬を払う、というような場合です。

あるいは、共同でセミナーをやることで集客を2倍にすることもできます。お互いの顧客にアプローチできるので、一瞬で顧客を増やすことができます。

このようにジョイントベンチャーはとても強力な手法ですが、日本ではあまり名前自体が知られていません。

このジョイントベンチャーについて専門的に研究しているブログがあるので紹介します。

ジョイントベンチャーと紹介マーケティングブログ  


 

2012年05月05日

ジョイント・ベンチャー

ジョイント・ベンチャーとは、複数の企業がそれぞれの得意分野を持ち寄って1つの事業を行うことを言います。

建設業等ではおなじみですが、それ以外では、ベンチャー企業と大企業がジョイントベンチャー企業を作って共同開発することなどが行われています。

鶴岡市にある慶応大学鶴岡キャンパスでもそうした事業が行われているはずです。

以前は奈良先端科学技術大学院大学と共同研究もやっていましたが、その後はどうなったのかは知りません。

ともかく、1社では事業が拡大できなくても、複数の企業が集まって知恵を出せば新たな事業が作り出せる可能性は高まります。

日本経済がリーマンショックや東日本大震災、円高で停滞している今こそジョイント・ベンチャーを行って日本企業同士の相乗効果(シナジー)により経済を復興させるべきだと思います。